Ankerからついにインナーイヤー型のイヤホンが出た…!
世の中にワイヤレスイヤホンの種類はたくさんあるけど、インナーイヤー型の種類はとても少ない。故に私は、これまでバッテリーが弱りきったAirPods第一世代を使い続けてきた。
そろそろ、このAirPodsも限界を迎えている。
なので今回は、Ankerから出たインナーイヤー型イヤホン「Soundcore Life Note 3S」が、AirPodsの代用として使えるかに重きを置いてレビューしていきたい。
私と同じくカナル型が苦手な同志の方は、ぜひ参考にしてほしい。
- インナーイヤー型なのに重低音に強い
- ワイヤレス充電に対応
- ケース本体でバッテリー残量が確認できる
- 安い
- 専用アプリで利便性が上がる
- 装着感はAirPodsに軍配
- タッチセンサーの感度が50点
- マルチペアリングに対応していない
- 装着センサー非対応
AirPodsが欲しい。でも高い。
AirPodsはリリースされた当時、「耳からうどん」なんて揶揄されていた。なのに今ではすっかり市民権を得ている。
なんならAmazonで検索すると、耳からうどんの模倣品で溢れまくっている。これがApple様の力。Appleがかっこいいと言えば、それはかっこいいのだ。
そんなAirPodsを愛用して約6年。
Apple製品に囲まれた生活を送っている身としては、次のAirPodsも迷いなく購入したいところだが、
第2世代は19,800円…。
第3世代に至っては26,800円。
いや高すぎだろぉ?!?!
長いことApple信者をやってると、金銭感覚がおかしくなることがある。だけどこれはさすがに目が覚めるレベルですよAppleさん。
昨今の円安情勢を恨むしかないが、さすがに気軽に買い替えられる値段ではない。
だからもっとお手頃価格で、AirPodsに近い機能を有したワイヤレスイヤホンを探すことにした。
そこで候補に挙がったのが、今回紹介するAnker「Soundcore Life Note 3S」である。
Anker「Soundcore Life Note 3S」の外観と特徴
Soundcore Life Note 3Sのスペックは以下の通り。
製品名 | Soundcore Life Note 3S |
---|---|
カラー | オフホワイト / ブラック |
接続方式 | Bluetooth 5.2 |
対応コーデック | SBC / AAC |
充電方式 | USB-C / ワイヤレス |
重量 | イヤホン単体:約9g ケース込:約59g |
連続再生時間 | イヤホン単体:最大5時間 ケース使用:最大35時間 |
防水規格 | IPX4* |
ノイズキャンセリング機能 | なし |
通話用ノイズリダクション | あり |
完全防水ではなく、雨や汗など水の飛沫に対して保護されるレベルの防水性能です。
まずは外観を確認していく。
丸みを帯びたケースにはSoundcoreのロゴがあり、マットな質感で安っぽさは感じない。
正面にはバッテリー残量のインジケーター。
ケースでバッテリー残量が確認できるから便利。
背面にはUSB-Cの充電端子。
底面には商品の仕様が記載されており、
Qiワイヤレス充電にも対応している。
続いてイヤホン本体。
本体はAirPods第一世代よりも、うどんの部分が小さい。
イヤホンはケースと異なり、装着部分に光沢感がある。
イヤホンはAirPods同様、タッチセンサーも搭載している。
このタッチセンサー。
専用アプリを使えば、以下の機能を自由にカスタマイズできる。
- 音量ダウン
- 音量アップ
- 次へ
- 戻る
- 再生 / 一時停止
専用アプリで自分好みにカスタマイズできる
Soundcore Life Note 3Sはイヤホン単体でも使用できるけど、専用アプリを使うとイヤホンの利便性をアップさせることができる。イヤホンを購入したら一緒にインストールするのがおすすめ。
soundcore
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soundcoreアプリをイヤホンと接続すると、左右それぞれのバッテリー残量がインジケーターで確認できる。
アプリには4つの機能が搭載されている。
- イコライザー
-
20のプリセットが内蔵されている。自分でカスタムもできる。
- ゲームモード
-
ワイヤレスイヤホンの弱点であるレーテンシー(音声の遅延)を軽減できる。接続が不安定になる場合もあるとのこと。私はゲーマーじゃないので使う機会が無い。
- コントロール
-
先述した、イヤホンのタッチセンサー機能をカスタマイズできる。
- 睡眠モード
-
ヒーリングサウンド(リラックス音)が収録されており、自分の好みに合わせて音をミックスできる。
Soundcore Life Note 3Sを使ってみた感想
AirPodsからSoundcore Life Note 3Sへ乗り換えて約3か月間、メインでみっちり使ってみた感想は以下の通り。
インナーイヤー型なのに重低音に強い
Soundcore Life Note 3Sで初めて音を鳴らしたとき。
これインナーイヤー型だよな?!
思わず疑ってしまうくらい、重低音の響きがしっかり伝わってきた。
音質に関しては正直AirPodsより好みである。
多機能でリーズナブル
AirPodsに劣らないバッテリー性能、ワイヤレス充電対応、専用アプリでカスタマイズ可能、音質は重厚感があって最高。
それでいて価格は6,990円。AirPodsを買う予算があれば、このイヤホンを3台買うことができる。それぐらいリーズナブルなイヤホンである。
装着感はAirPodsに軍配
装着感に関しては、個人的にはAirPodsに軍配が上がった。
Soundcore Life Note 3Sは少しぷっくりした形状になっている。
これが装着したときに、AirPodsに比べて浮いた感覚になるのかも。寝ながら使用する場合は外れやすいと思う。
ただし、ヘドバンをしてもイヤホンは外れないので安心してほしい。あくまで私の感覚的な話である。
その点AirPodsのイヤホン形状は、見た目の芸術点も装着感も素晴らしいと再認識させられた。
タッチセンサーの感度は50点
Soundcore Life Note 3Sには、AirPods同様にタッチセンサーが付いている。
ジェスチャーも3種類用意されているけど、正直2回タッチの反応が全然良くない。
私は1回タッチで再生/一時停止、2回タッチで曲送りに設定しているが、2回タッチしても1回タッチと認識されてしまうことが多い。
改善策として、右耳のジェスチャーは1回でも2回でも曲送りになるよう設定した。次のモデルが出るなら、このセンサー感度はもう少し向上させてほしい。
マルチペアリングに対応していない
金額が安いから仕方ないが、Soundcore Life Note 3Sはマルチペアリングに対応していない。
私は普段はiPhoneで使っているけど、たまにiPad miniとかMacBookで使いたいときは、いちいちBluetoothを切って接続し直す必要がある。地味に面倒。
Soundcore Life Note 3Sレビュー|AirPodsの代わりとしては75点
Soundcore Life Note 3SとAirPods第2世代の機能を比較すると以下の通り。
Soundcore Life Note 3S | AirPods(第2世代) | |
---|---|---|
連続再生時間 | ケース使用:35時間 | イヤホン単体:5時間ケース使用:24時間 | イヤホン単体:5時間
タッチセンサー | 対応 | 対応 |
装着センサー | 非対応 | 対応 |
ワイヤレス充電 | 対応 | 対応 |
マルチペアリング | 非対応 | Apple製品のみ |
防水規格 | IPX4 | IPX4 |
金額 | 6,990円 | 19,800円 |
Soundcore Life Note 3Sはこんな人におすすめ
- AirPodsの代わりになる安いワイヤレスイヤホンを探している
- カナル型イヤホンが苦手
- イヤホンを外さず会話が聞こえるようにしたい
ところどころ及ばない部分もあるけど、AirPodsの金額が19,800円することを考えると、6,990円でこれだけの機能を使うことができるなら充分と言える。
個人的には、装着センサーを搭載して、タッチセンサーの感度が向上すれば、よりAirPodsの代わりとして使いやすくなると感じた。
カナル型は苦手だけど、AirPodsは高くて買えない。そんな私のような同志の方がいらっしゃれば、現時点では最もAirPodsの代わりを果たしてくれそうなので、ぜひ試してみてほしい。
購入するなら、1,000円くらい安くなるセールのタイミングを狙うのがおすすめです。
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