こんにちは、みーるです。
突然ですが、みなさんは「フライパン」と聞いて、どんな形を想像しますか?
おそらくほとんどの方は、丸い形を想像するはず。
私もこれまで、なんの疑いもなく丸いフライパンを使ってきました。
いや、なんならフライパンの形なんて気にしたこともないよ
そんなフライパンですが、丸い形が故に困ることもあります。
それが収納するとき。
私は以前から、ティファールの取っ手が取れるフライパンを使っていました。
なので収納に関しては、多少我慢しているところもありましたが、正直重ねて収納するのは使い勝手が悪いんですよ。
そんなフライパンの「収納」に対する悩みを解決する商品に出会いました。
四角い…!
一見すると、鍋にも見えるこのデザイン。
こちらは、ドウシシャの四角いフライパン「Sutto(スット)」です。
見た目からインパクトがすごいです。
フライパンでこんなにオシャレさを感じたのは、ティファール以来。
今回はこのフライパンを1か月ほど使ってみて感じたことをレビューしていきます。
四角いフライパン「Sutto」の外観・特徴
フライパンが自立する
まずはなんといっても、正方形の見た目。
この形のおかげで、フライパンが自立します。
今まで、フライパンを収納するときはスタンドに立てかけていましたが、ついにスタンドは必要なくなりました。
個人的に、この商品の最も画期的な発明といえるのは、「フライパンを自立させた」ことだと思います。
自立するので、賃貸の狭い収納でも、縦の空間を存分に活用できます。
また、ガラスふたもセットで付属してますが、このふたも自立します。
ふたが自立すると、料理するときはかなり便利だよね
サイズ展開は3種類
私が今回購入したのは、最も大きい20cmのタイプ。
他にも、一回り小さい18cmと、
最も小さい16cmで深さのあるタイプがあります。
またカラーも、ブラック以外に限定色でグレージュがあります。
グレージュの現物も見たけど、取っ手の材質が安っぽく感じたから、私はブラックを購入したよ
ラインナップはこちら
※公式サイトに飛びます
フライパンとしての性能
収納面が注目されがちな「Sutto」ですが、ガス・IH・ハロゲンヒーターなど、オール熱源に対応しています。
フッ素コートも施されているので、フライパンへこびりつきも全くありません。
フライパンとしても申し分のない性能です。
- 電子レンジ・オーブン・食洗機は使用不可
- フッ素コートが傷むので空焚きはしない
- 火力は「弱火」〜「中火」で使用する
※ガス火の場合、炎が底面より大きくならないように調整する
実際に使ってみた感想
調理方法で使いやすさが変わる
四角いフライパンを購入して1か月、さまざまな調理方法を試してみました。
その中で、最も使いやすいと感じたのは「焼く」「茹でる」「煮込む」。
例えば茹でるときも、フライパンに角があるので、具材をお皿に注ぎやすい。
私が購入した20cmのタイプは、約2リットル入るので、煮込み料理も作れます。
参考に、ポトフを作ってみました。
四角いフライパンのポテンシャルを期待しすぎました。どう見ても具材を入れすぎです。
それでも溢れずに一品仕上げてくれました。ありがとう四角いフライパン。
さらに、湯煎のときはすごく便利。
湯煎用のレトルトパウチって、四角い形がほとんどじゃないですか。
パウチを丸ごと沈められるので、バランスよく熱が通ります。
これ見たら、もはや湯煎用のフライパンと言っても過言ではない
ただしこの四角いデザイン、カタチが故に弱点もあります。
そう、「炒め物」にはめっちゃ不向き。
ご覧ください、見るからにフライ返しがしづらそう。
この四角いフライパンひとつあれば充分!というわけにはいかなさそうです。
余談ですが、私が手に持ってる無印の調理スプーン。
なぜこんなに売れているのかようやくわかりました。
この四角いハンデを背負ったフライパンでも、めちゃくちゃ炒めやすくなるからだ(確信)
もし、炒める用途で四角いフライパンを購入検討している方がいたら、ぜひ無印のシリコーン調理スプーンもセットで購入することをおすすめしたい。
収納面は素晴らしい、けど惜しい
先述しましたが、この商品最大の特徴は、単体で「自立する」こと。
自立するので、賃貸の狭い収納スペースでも縦の空間を活用できます。
そして惜しいのはふた。
自立するふたの取っ手が大きいので、収納場所にちょっと困る。
意外と存在感がある
右側にティファールの鍋ふたを置いてみました。
こうやって比べると、かなり取っ手がスペースを占領していることがわかる。
そして立てるという性質上、フライパンと重ねて収納することができません。
ご覧の通り、こればかりは構造上仕方ないですね。
四角いフライパン「Sutto」レビュー|まとめ
今回はドウシシャの四角いフライパン「Sutto」を2週間使ってみた感想でした。
改めてレビューをまとめると以下の通り。
- オール熱源対応
- フライパンとふたが自立する
- 四角いので、お皿に注ぎやすい
- 見た目がオシャレ
- 炒めものには不向き
- フライパンとセットで収納できない
一言でまとめると
「これひとつですべては賄えないけど、持っているとなんだか使いたくなる」
そんなフライパンでした。
オシャレな見た目は料理への気持ちを高めてくれるし、フライパンの使い分けで調理も一段と快適になります。
価格は、私が購入した最も大きい20cmタイプで約3,300円。
ふたもセットでパッケージされているので、比較的リーズナブルな商品です。
各家庭にひとつ、四角いフライパンはいかがでしょうか。
それでは。
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