本記事の内容は、Nianticから公式に発表されているものではございません。今後の仕様変更などで、この条件が当てはまらなくなる可能性があります。
2021/1/21追記:
これまでと異なる法則でジム化されているWayspotが見つかりました。
新たな法則については現在調査中です。
ポケモンGOをプレイしていると、昨日までポケストップだった場所がジムになっていることがあります。
ポケモンGOでは、どのようにジムの判定を行っているのでしょうか?
・ここがジムになったら・・・
・ジムは狙って作れるの?
・申請が承認されたけど、ポケモンGOに反映されなかったのはなぜ?
このような疑問を解決できる記事にしました。
あなたの近所にも、人が集まりにくいような場所がジムになっていることはありませんか?
本記事を読むことで、
人が集まりやすいあのポケストップがジムだったら・・・
という希望を叶えられるかもしれません。
今回の記事では、
【ポケストップからジムになる条件】
【ポケモンGOからは見えていないWayspot】
について解説していきます。
・ジム化の条件と、狙ってジムを作る方法
・Wayspotがポケストップとして反映されなかった理由
まず覚えてほしい用語:S2セル
S2セルとは、すごく簡単に言うと「地図上に線引きして区画にわけたもの」です。
わかりやすくこんな感じ。
地図上に細かく線引きされ、Wayspotが振り分けられています。
S2セルはGoogleが開発した技術なんですが、ちょっと難しいのでここでは割愛します。
興味のある方は、詳しく解説している記事を見つけたのでご覧ください。
S2セルを理解しよう>>(外部リンク)
ポケモンGOにはこの「S2セル」が用いられ、
・天気
・ポケモンを捕獲した場所(地名)
・地域限定ポケモンの分布
・ポケストップやジムの選別や配置
などに利用されています。
ポケストップからジムになる条件
ポケストップとジムの判別には、先ほど説明したS2セルが大きく関わっています。
S2セルにはレベルがあり、
【黄色で囲ったセル:レベル14】
レベル14では、そのセル内でジムになるWayspotの判定が行われます。
【黄枠の中にある、さらに小さなセル:レベル17】
ポケストップの配置が決まります。レベル17内にポケストップがひとつできます。
ジムはS2セルレベル14の中にあるWayspotの数で決まる
ジムが生成される条件は以下の通り。
Wayspotの数 | ジムの数 |
0~1 | 0 |
2~5 | 1 |
6~19 | 2 |
20~ | 3 |
つまりセルレベル14の中に、Wayspotが2つあると、ジムが1つできます。
6つあると2つ目のジムができます。
セル内にセブンイレブンや伊藤園といったスポンサーのポケストップやジムがある場合は、この条件に当てはまりません。
ちなみにセルレベル14の中に、2つ目や6つ目のWayspotができた場合、【どのWayspotがジムに選ばれるのか】というのは条件があります。
特定のWayspotをジム化させる方法
結論を先に申し上げます。
*Ingressを始めましょう!
NianticがポケモンGOより前にリリースした位置情報ゲーム。ポケストップやジムのデータは全てIngressから流用されている。
そうです、残念ながらこればかりはポケモンGOから操作できません。
ポケモンGOのデータはIngress*ポータルの影響を強く受けています。
Ingressでバトルやアイテム補給を行う場所です。ポケストップやジムの役割と近いです。
ジムになるWayspotの条件
まずはIngressのポータル画面をご覧ください。
Ingressのポータルには、
・ポータル写真の追加
・ポータル写真のいいね
の機能があります。
この2つの機能がジムを生成する条件となっています。
ポケストップやジムの写真は、この中から最もいいね数の多いものが選ばれています。
「写真の数」と「いいねの数が多い」ポータルがジムに選ばれる
赤枠で囲ってある、セルレベル14の中で【最も写真の数が多い・いいねの数が多いポータル】がジムとして選ばれます。
写真・いいねの数が同じの場合
基本的には、【写真の数が多い】ポータルが優先されます。
写真の数が同じ場合は、【いいねの数が多い】ポータルがジムに選ばれます。
写真・いいねの数が全く同じ場合はランダムに選ばれます。
承認されたけどポケストップにならなかったのは?
ポケストップ申請が承認されると、翌日または翌々日に反映されることが多いです。
ただ承認後、全くゲームに反映されていない場合があります。
ポケストップ承認のメールを読むと、このような記述があります。
他のポケストップとの距離の関係で、必ずしも候補として承認された場所がPokémon GO に登録されるわけではありません。ただし、Nianticが提供する他のゲームでは登録される可能性がございます。
つまり、ポケモンGOには登録されなかったが、Ingressには登録されているということです。
これにも、先ほど解説したS2セルが関係しています。
日比谷公園を例に挙げると、IngressとポケモンGOではWayspotの数にこれだけの違いがあります。
S2セルを引いて比較すると、
ポケモンGOでは、セルレベル17の中にポケストップやジムは1つしかできません。
Ingressの場合はそのような間引きが無いので、ゲームに反映されているWayspotの数に差が生まれます。
ポケストップになるのか確認する方法
一番確実なのは、IITCというアプリを使うやり方です。
ただこのアプリを使用する場合は、Ingressのアカウントが必要となります。
IITCは非公式アプリです。IITCを利用したことによってアカウント停止等が発生した場合の責任は負いかねます。
ちなみに、みんポケという非公式の情報共有マップにもS2セル機能がありますが、ポケストップやジムはユーザー投稿によるものなので、座標が違う場合があります。
最後に
今回はWayspotがゲームに反映される仕組みについて解説しました。
ポケモンGOはIngressの影響を強く受けているゲームなので、少しでもゲーム環境に関わってみたい方は、Ingressを始めてみることをおすすめします。
Ingressの入門記事も需要があれば書いてみるので、私のTwitterなどで教えてください。
本記事が少しでもお役に立てたら幸いです。
それでは。